わたしがつくるステンドグラス 前編
こんにちは(^O^)
ガラス作家の田中加奈子です!
前回のブログでは、ステンドグラスの醍醐味は窓やランプにした際の透過光による美しさだということについて触れましたが、「わたしがつくるステンドグラス」はあえてその逆をいきます。
今回はそんなお話しです。
長くなりそうなので前後編にわけまーす。
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さて、早速ですが、みなさんは「透過光」と「反射光」の違いについて考えたことはありますか?
普通の生活では意識することがないと思いますが、光を透過するガラスの世界ではとっても重要なことなのです。
まず光を透過するということはどういうことなのか、わかりやすい例でいうとこれ
ビアタンブラーとビール瓶🍺に注目!ビール(水分と空気)を遮断しているのに中は丸見えですね。これが光を透過するということです。そして天井の無数のランプからも光が透過していますね。
では光の反射とはどういうことかというと、あなたの手をみつめてください。その手は太陽もしくは照明からの光が反射することによって見えています。もしかしたら指輪をつけているかもしれませんね。その金属がピカっとするのも宝石が輝くのも光の反射によるものです。
ガラスには金属や石(宝石は光を透過するものもあるので例外)、木材、土とは異なる性質として、光を透過することがあげられます。そして、光を透過するか反射するかによってガラスの見え方が大きく変わります。
ちなみにこれは同じガラスですが、印象が全く異なりますね。
左:透過光 右:反射光
そして、前回ブログで例に出した下の二つはどちらも透過光による見え方で、反射光ではかなり違う印象になるだろうと想像できます。そもそも左のようなステンドグラスパネルは透過光で見るのが前提です。右のティファニーランプは反射光でも見れますが、美しさでいったら透過光の足元にも及びません。
左:教会のステンドグラスパネル 右:ティファニーランプ
ちなみに我が家のステンドグラスパネル(窓に設置したもの)の見え方の違いはこんな感じです。
左:透過光 昼間に室内から見た様子
右:反射光 夜間に室内からみた様子
この違い驚愕ですよね!!
つまり、窓に設置していれば夜は楽しめず、ランプだと昼に消灯している時はさほど綺麗ではない、、、ということになってしまうのです。
そーこーで、「わたしがつくるステンドグラス」のお話なんですけども、、、
続きは後編で☆〜(ゝ。∂)
今日の【ガラス豆知識】は読むと間違い探しが得意になっちゃうかもよ?気になる人は最後まで読んでみて!
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【ガラス豆知識】
直接ガラスに関係ある話ではありませんが、身近な「透過光」「反射光」について。
〇反射光→映画館等のプロジェクターや紙媒体など
透過光または反射光を目にしたときとではそれぞれ脳の特性がかわるそうで、間違い探しに向いているのは反射光。スマホでの間違い探しは難易度があがっちゃうんだって!