はじめてのヒプノセラピー
こんにちは(^O^)
ガラス作家の田中加奈子です!
前回までヒプノセラピーに出会ったきっかけについてお話ししてきましたが、今回からやっと実際にヒプノセラピーを受けたり、セラピスト役としてセッションしたことについて書いていきたいと思います。
〈ヒプノセラピー関連ブログ〉
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前回のブログでは、一度もヒプノセラピーを受けたことがないのに、ヒプノセラピスト養成講座に申し込んだことをお伝えしました。
その約ひと月後から講座は始まりました。
講座はトータル7日間で、最初の1日は座学中心に簡単なワークを行い、2日目以降からペアを組んで交換でセッションを行い、その内容を皆にシェアして学びを深めていきます。
私にとってはじめてのヒプノセラピーを受ける2日目、ペアワークの相手は、講師のNICOさんの師匠である方のヒプノセラピスト養成講座を受講したことがある、静かな佇まいの美しい声の方で、安心して委ねることができました。
レースのカーテンを引いて少し薄暗くした部屋で、NICOさんがアロマを焚いてくれます。かすかに聞こえるくらいの音量でヒーリングミュージックが流れる中、ヨガマットに横になり、毛布をかけてリラックスした状態でセッションが行われます。
この時メンバーは6人。3組同時にセッションしていきます。
私はまだヒプノセラピーを受けたことも見たこともないので、まずは、クライアント側(受ける方)になりました。
はじめてのヒプノセラピー、どんな風景がみられるのか楽しみな気持ちが4割、藁をもすがる気持ちで申し込んだのに何も感じられなくてがっかりしてしまうかも?ペアの相手を困らせてしまうかも?何か怖いイメージが見えたらどうしよう、、、等の不安が6割。
こんな風にごちゃごちゃアタマで考えてる不安を深呼吸でかき消すようにセッションに臨みました。
ヒプノセラピーで大事なことは深い呼吸
スーーーーーハーーーーーーーと大きな音が出るくらいの深い呼吸で、アタマで考えている思考をふっとばして、心の深いところ潜在意識につながります。
まずは、「リラクゼーション」。セラピストの誘導と呼吸で深くリラックスし、すこーしずつ潜在意識に近づくイメージです。初めての方や、アタマで考えがちな、思考が強く働くタイプはここをゆっくり丁寧にやります。
そしていよいよ、私の潜在意識へ触れていく段階になりました。
はじめは穏やかな湖を真上から見ているようでした。視界全部が湖面。それをただ感じていると少しずつ体が揺れているような感覚に。だんだんその揺れが大きくなり、船酔いしそうな気持ち悪さや、逃れられない恐怖を感じました。
そのうちに今度は腕と胸が重くなってきて、その重みをもっと感じようとすると、上半身と左腕を強く押さえつけられてるみたいになってきました。金縛りにあう直前のよう。
左腕がどんどん痛くなってきて、纏足のように紐でぐるぐると縛られているように感じ、その苦しさ痛みに身をよじっていたら、私の口から耳疑う言葉が出てきました。
「あーーーーーー!!私の左腕が取れちゃった!!!」
この時はもう叫ぶように号泣していました。
そして、はたと気がつきます。
「腕じゃない…翼だ」
ここらへんから自動操縦かのように勝手に言葉が出てきて、頭の片隅にちょっぴり残っている理性的な自分がびっくりするようなことをつらつらと口にしています。
白くてグレーがかった大きな翼
私の強くて、美しい翼がとれてしまった
私の大事な、自慢の翼が壊死してもげてしまった
その後、私は失意のまま衰弱死してしまいました。
そのことに関してどう思っているかセラピスト役の方に聞かれたのだが、それには「仕方ない」と答えました。
なぜ翼が取れてしまったのかという問いには、「人々は異形の私を恐れて、脅威を感じて、縛り付けた。それに関しては恨んではいない」と。
次にセラピスト役の方から、この翼を失わなかったとしたら?と聞かれました。それについては、「飛びたいけど、今はその時ではない。まずは自分の翼を撫でて愛でたい」と答えました。
この日のセッションここまで。
私にとって「翼」とは一体何なのか、、、
その「翼」を取り戻すことができるのか、、、
ヒプノセラピスト養成講座ははじまったばかり
続きはまた次回をお楽しみに☆~(ゝ。∂)
《ヒプノセラピー豆知識》
ヒプノセラピーを受けた後、「何か面白い体験したなぁ」で終わらせては勿体ない!!
出来るだけ早いうちに、セッションで感じたイメージを紙に書いてみたり、見えたイメージの象徴的なものを絵に描いたり、その画像を携帯の待ち受け画面にしたりしてみてくださいね!セッションが終わった後でもしばらくの間は潜在意識につながりやすいので、フトしたときに気づきがある場合もありますので、意識をして過ごすといいですよ~^ ^