ガラス作家 田中加奈子の制作日記

作品制作にまつわるエトセトラ

2度目のヒプノセラピー

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

 

前回ははじめてのヒプノセラピーについてお伝えしました。今回はまた違ったイメージを感じた2度目のヒプノセラピーのお話しです。

 


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ヒプノセラピーのおはなし

ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・前編

ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・後編

はじめてのヒプノセラピー

 

 

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はじめてのヒプノセラピーから次回の養成講座まで一ヶ月ありました。

 


それまでの間、はじめてのヒプノセラピーで感じた「翼」について考えていました。私にとって「翼」はどういう意味なのかは何となくわかるような気がしますが、それを文字にしてみると確信が持てない。そして、この失った「翼」を取り戻すにはどうしたらよいのかもわかりませんでした。

 


丁度、3ヶ月後に開催されるグループ展に出品する作品をつくらなくてはならない時期だったので、「翼」をテーマに制作することに。制作することでわかることがあるかもしれないと考えたからです。

 

 

 

そして2度目のヒプノセラピーの日がやってきました。

 

 

 

その日私は、子供の頃から感じているある違和感をテーマにセッションを受けることにしました。

 


私はフトした瞬間に「今、生きてしまっている」と感じて怖くなるコトがあります。正確にいうと、子供のときは「恐怖」だったけど大人になった今は「違和感」として感じています。

 


子供の時に感じていた恐怖は今思えば、自我の目覚めだったのかもしれないなと。そうなると大人になってから感じているこの「違和感」は一体何なのだろう。それについてセラピスト役の方に誘導してもらうことにしました。

 

 

今回のセッションでは、はじめのリラクゼーション(少しずつ潜在意識に近づく段階)ですでにイメージが湧いてきたので、リラクゼーションをすっ飛ばしてどんどん感じたものを口にしていきました。

  

私ははじめに体の感覚を感じて、それに集中すると色んなことがわかってくるといったセッションになることが多いです。


人によっては感情が湧く場合や、映画のスクリーンを感情なくただ眺めているかのように感じる人、音で聞こえる人、文字が浮かぶ人、、、ヒプノセラピーの感じ方は千差万別で面白いです!

 

 

はじめに大きな大きな石を感じました。日本にも古来あった巨石信仰で祀られるような大きな石。その大きな石が自分のカラダにのっている重さを感じていると、次第に自分と石との境目がわからなくなり、私も石の一部になったような気がしました。

 


体がどんどん固まっていく感覚と同時に喜びの感情が湧いてきました。これで地球と一体化できる。一体化していく私の周りには、祝福か応援されるかように草が生え覆われていく。

 


けれど、全身一体化してしまいたいと望んでも身体の一部分のみでとまってしまったので、全身に広がるようにセラピスト役の方に誘導してもらいました。

 


今度は自分が広いに部屋ポツンと立つ、大理石の彫像になった気がしました。「永遠にこのままである」という恐怖を感じ、それはあの「今、生きてしまっている」恐怖に似ていました。逃れられないことへの恐怖、、、。

 


次は突然胸の真ん中あたりが手で抑えられている気がしました。誰にだろう。集中するとそれは柔らかそうなグレーがかった髪の男の子で、私を制止しているよう。その子が対峙している方向には光が溢れていて、私はそこに行きたいような気がするのだけど、それを止められている。私を制止するために胸にあてられた手から、優しさが流れ込んでくるのを感じて、そこにとどまることにしました。

 


私がここに居るとしたことが男の子に伝わったのか、私の右側にきて、右腕につかまったりぶらさがったり、ひっついてきます。あったかくて少し湿っていて、心地良い。

 


そうしている間に今度は反対側の左腕が肥大化していくのを感じました。プロレスラーのようなムキムキでパンパンな腕です💪動かしてみると、それは私の腕というよりロボットアームのようで、手先がカクカクしてうまく扱えない。このロボットアームはすごい力持ちで、めちゃくちゃ役に立つ。しかもそれは自分のためというより、人の助けになるものだというのがわかりました。

 


「身に余る」「困った」と感じて、ロボットアームを外してみようとするのだけど、ビクともしない。

 

 

 

あぁ、これを使えということか

 

 


私の胸のスッとその考えが降りてきました。

 


右手に温かいものを抱えながら、左手でバリバリ人の役に立つことをする。「両手で一生懸命にやれ」そう言われたように感じました。

 

 

セッション後、セラピスト役の方と振り返りをし、右手は女性性、左手は男性性、この二つの融合か?それとも、家族とやりたいこととの両立か?それができれば、私の「生きていることへの違和感」を解消できるのかもしれない。というところでこの日は終わりました。

 

 

 

 


ですが、

 

 

 

 

ヒプノセラピーってほんと面白いなー


このブログ書きながら、セッションから一年近く経った今、新しい気づきがありました。

 


私は人の役に立てるのだ。

身に余ると感じるほどの強い力を持っている。

困っている場合ではない、これを使うのだ。

 


それは良い作品をつくるだけでなく、このヒプノセラピーを提供することも含まれるのかもしれません。

 


私のロボットアームが必要な方、お気軽にお声がけください(^^)

 

 

今回はここまで。

 

次回は、ヒプノセラピーでまた「翼」が出てきたので、そのお話を。

 


お楽しみに☆~(ゝ。∂)

 

 

 

ヒプノセラピー豆知識》

ヒプノセラピーを受ける際、テーマを決めてセッションをしますが、わかりやすくそのテーマに関係するイメージを感じるとは限りません。学びや成長には段階があって、先にクリアすべきステージに関するイメージが浮かぶことがよくあります。ですが、その時のその人に一番必要なことが出てくるので、関係ないと思うものでも、なかったことにしないのがとても大事です。