(オーダー制作)虹色グラデーションランプ③ 〜完成編〜
こんにちは(^O^)
ガラス作家の田中加奈子です!
コチラ↓↓↓のお方にオーダーいただいたテーブルランプについて書いてきましたが、今回で完結です。
北海道札幌市白石区の美容室old main lodge(オールドメインロッジ)の服部直人さん
※以下ナオトとお呼びしま〜す
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今までの記事を読んでいない方は先に↓↓↓を読むとわかりやすいと思います!
今回のランプは昼夜問わず点灯することを想定していて、消灯時より点灯時の見え方が美しくなるよう制作しました。
中には点灯するとこんな模様が浮かび上がるガラスもあります。
他にも色んな工夫や想いが詰まっているのですが、特にこだわってつくった点が2つあります。
色の変化をグラデーションにしたことと、全てが曲線(曲面)で構成されていること。
一般的なステンドグラスのランプは、色のついた板状のガラスを切ってパッチワークのようにつなげていくため、その境目で色がくっきり分かれるようなデザインになることが多いです。
また、板状のガラスを切ることで、ガラスの特性上、直線(平面)から構成される形になることも多いのです。
もちろん、だからこその美しさもあって、私はそれも大好きです^^
最初に降りてきた「虹」と「地球」というイメージから、具体的なデザインを考えている時に、以前聞いたことがある、宇宙飛行士の名言を思い出しました。
宇宙から眺めた地球は、たとえようがなく美しかった。国境の傷跡など、どこにも見当たらなかった。
ムハンマド・ファーリス(シリア)
私が表現したいと感じたものは ボーダーレスの世界観だったのです。
国境だけでなく、表と裏、善と悪、自然と人工、他者と自分、、、その境界がない世界。
全てが同時に存在していて、その混沌をそのまま受け入れる世界。
壁や床への映り込みも強く意識してつくっています。ナオトの持つLOVE&PEACEの精神が広く拡がっていきますようにと願いを込めて。
いつになくスケールの大きい作品になり少し驚いてもいますが、この作品をつくらせてもらえたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ナオト、私にオーダーしてくれて本当にありがとう!!!
最後にもう一つ、宇宙飛行士の名言を。
サハラ砂漠の砂嵐で巻き上げられたオレンジ色の雲が、気流でフィリピン上空まで運ばれ、雨で地上に降っていくのを見た。そのとき、私たち地球人はみんな同じ船で旅をしているのがわかった。
今回は以上です!
次回は最近楽しく制作しているアクセサリーについて書きたいと思っています。
お楽しみに( ´ ▽ ` )ノ
◇ガラス作家 田中加奈子について◇
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ありがたいことに現在たくさんのオーダーをいただいております。現在お受けすると、最短で2020年秋〜冬頃のお渡しとなります。お時間は頂戴しますが、あなたのためだけの一点物を制作しますので、詳細は直接メール(piconoglass@gmail.com)や各種SNSのメッセージ機能にてお気軽にご相談ください^ ^