ガラス作家 田中加奈子の制作日記

作品制作にまつわるエトセトラ

2度目のヒプノセラピー

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

 

前回ははじめてのヒプノセラピーについてお伝えしました。今回はまた違ったイメージを感じた2度目のヒプノセラピーのお話しです。

 


ヒプノセラピー関連ブログ〉

ヒプノセラピーのおはなし

ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・前編

ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・後編

はじめてのヒプノセラピー

 

 

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はじめてのヒプノセラピーから次回の養成講座まで一ヶ月ありました。

 


それまでの間、はじめてのヒプノセラピーで感じた「翼」について考えていました。私にとって「翼」はどういう意味なのかは何となくわかるような気がしますが、それを文字にしてみると確信が持てない。そして、この失った「翼」を取り戻すにはどうしたらよいのかもわかりませんでした。

 


丁度、3ヶ月後に開催されるグループ展に出品する作品をつくらなくてはならない時期だったので、「翼」をテーマに制作することに。制作することでわかることがあるかもしれないと考えたからです。

 

 

 

そして2度目のヒプノセラピーの日がやってきました。

 

 

 

その日私は、子供の頃から感じているある違和感をテーマにセッションを受けることにしました。

 


私はフトした瞬間に「今、生きてしまっている」と感じて怖くなるコトがあります。正確にいうと、子供のときは「恐怖」だったけど大人になった今は「違和感」として感じています。

 


子供の時に感じていた恐怖は今思えば、自我の目覚めだったのかもしれないなと。そうなると大人になってから感じているこの「違和感」は一体何なのだろう。それについてセラピスト役の方に誘導してもらうことにしました。

 

 

今回のセッションでは、はじめのリラクゼーション(少しずつ潜在意識に近づく段階)ですでにイメージが湧いてきたので、リラクゼーションをすっ飛ばしてどんどん感じたものを口にしていきました。

  

私ははじめに体の感覚を感じて、それに集中すると色んなことがわかってくるといったセッションになることが多いです。


人によっては感情が湧く場合や、映画のスクリーンを感情なくただ眺めているかのように感じる人、音で聞こえる人、文字が浮かぶ人、、、ヒプノセラピーの感じ方は千差万別で面白いです!

 

 

はじめに大きな大きな石を感じました。日本にも古来あった巨石信仰で祀られるような大きな石。その大きな石が自分のカラダにのっている重さを感じていると、次第に自分と石との境目がわからなくなり、私も石の一部になったような気がしました。

 


体がどんどん固まっていく感覚と同時に喜びの感情が湧いてきました。これで地球と一体化できる。一体化していく私の周りには、祝福か応援されるかように草が生え覆われていく。

 


けれど、全身一体化してしまいたいと望んでも身体の一部分のみでとまってしまったので、全身に広がるようにセラピスト役の方に誘導してもらいました。

 


今度は自分が広いに部屋ポツンと立つ、大理石の彫像になった気がしました。「永遠にこのままである」という恐怖を感じ、それはあの「今、生きてしまっている」恐怖に似ていました。逃れられないことへの恐怖、、、。

 


次は突然胸の真ん中あたりが手で抑えられている気がしました。誰にだろう。集中するとそれは柔らかそうなグレーがかった髪の男の子で、私を制止しているよう。その子が対峙している方向には光が溢れていて、私はそこに行きたいような気がするのだけど、それを止められている。私を制止するために胸にあてられた手から、優しさが流れ込んでくるのを感じて、そこにとどまることにしました。

 


私がここに居るとしたことが男の子に伝わったのか、私の右側にきて、右腕につかまったりぶらさがったり、ひっついてきます。あったかくて少し湿っていて、心地良い。

 


そうしている間に今度は反対側の左腕が肥大化していくのを感じました。プロレスラーのようなムキムキでパンパンな腕です💪動かしてみると、それは私の腕というよりロボットアームのようで、手先がカクカクしてうまく扱えない。このロボットアームはすごい力持ちで、めちゃくちゃ役に立つ。しかもそれは自分のためというより、人の助けになるものだというのがわかりました。

 


「身に余る」「困った」と感じて、ロボットアームを外してみようとするのだけど、ビクともしない。

 

 

 

あぁ、これを使えということか

 

 


私の胸のスッとその考えが降りてきました。

 


右手に温かいものを抱えながら、左手でバリバリ人の役に立つことをする。「両手で一生懸命にやれ」そう言われたように感じました。

 

 

セッション後、セラピスト役の方と振り返りをし、右手は女性性、左手は男性性、この二つの融合か?それとも、家族とやりたいこととの両立か?それができれば、私の「生きていることへの違和感」を解消できるのかもしれない。というところでこの日は終わりました。

 

 

 

 


ですが、

 

 

 

 

ヒプノセラピーってほんと面白いなー


このブログ書きながら、セッションから一年近く経った今、新しい気づきがありました。

 


私は人の役に立てるのだ。

身に余ると感じるほどの強い力を持っている。

困っている場合ではない、これを使うのだ。

 


それは良い作品をつくるだけでなく、このヒプノセラピーを提供することも含まれるのかもしれません。

 


私のロボットアームが必要な方、お気軽にお声がけください(^^)

 

 

今回はここまで。

 

次回は、ヒプノセラピーでまた「翼」が出てきたので、そのお話を。

 


お楽しみに☆~(ゝ。∂)

 

 

 

ヒプノセラピー豆知識》

ヒプノセラピーを受ける際、テーマを決めてセッションをしますが、わかりやすくそのテーマに関係するイメージを感じるとは限りません。学びや成長には段階があって、先にクリアすべきステージに関するイメージが浮かぶことがよくあります。ですが、その時のその人に一番必要なことが出てくるので、関係ないと思うものでも、なかったことにしないのがとても大事です。

はじめてのヒプノセラピー

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

 

前回までヒプノセラピーに出会ったきっかけについてお話ししてきましたが、今回からやっと実際にヒプノセラピーを受けたり、セラピスト役としてセッションしたことについて書いていきたいと思います。

 


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ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・前編

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前回のブログでは、一度もヒプノセラピーを受けたことがないのに、ヒプノセラピスト養成講座に申し込んだことをお伝えしました。

 

 

その約ひと月後から講座は始まりました。

 

 

講座はトータル7日間で、最初の1日は座学中心に簡単なワークを行い、2日目以降からペアを組んで交換でセッションを行い、その内容を皆にシェアして学びを深めていきます。

 


私にとってはじめてのヒプノセラピーを受ける2日目、ペアワークの相手は、講師のNICOさんの師匠である方のヒプノセラピスト養成講座を受講したことがある、静かな佇まいの美しい声の方で、安心して委ねることができました。

 


レースのカーテンを引いて少し薄暗くした部屋で、NICOさんがアロマを焚いてくれます。かすかに聞こえるくらいの音量でヒーリングミュージックが流れる中、ヨガマットに横になり、毛布をかけてリラックスした状態でセッションが行われます。

 


この時メンバーは6人。3組同時にセッションしていきます。

 


私はまだヒプノセラピーを受けたことも見たこともないので、まずは、クライアント側(受ける方)になりました。

 


はじめてのヒプノセラピー、どんな風景がみられるのか楽しみな気持ちが4割、藁をもすがる気持ちで申し込んだのに何も感じられなくてがっかりしてしまうかも?ペアの相手を困らせてしまうかも?何か怖いイメージが見えたらどうしよう、、、等の不安が6割。

 


こんな風にごちゃごちゃアタマで考えてる不安を深呼吸でかき消すようにセッションに臨みました。

 

 

ヒプノセラピーで大事なことは深い呼吸


スーーーーーハーーーーーーーと大きな音が出るくらいの深い呼吸で、アタマで考えている思考をふっとばして、心の深いところ潜在意識につながります。

 

 

まずは、「リラクゼーション」。セラピストの誘導と呼吸で深くリラックスし、すこーしずつ潜在意識に近づくイメージです。初めての方や、アタマで考えがちな、思考が強く働くタイプはここをゆっくり丁寧にやります。

 


そしていよいよ、私の潜在意識へ触れていく段階になりました。

 


はじめは穏やかな湖を真上から見ているようでした。視界全部が湖面。それをただ感じていると少しずつ体が揺れているような感覚に。だんだんその揺れが大きくなり、船酔いしそうな気持ち悪さや、逃れられない恐怖を感じました。

 


そのうちに今度は腕と胸が重くなってきて、その重みをもっと感じようとすると、上半身と左腕を強く押さえつけられてるみたいになってきました。金縛りにあう直前のよう。

 


左腕がどんどん痛くなってきて、纏足のように紐でぐるぐると縛られているように感じ、その苦しさ痛みに身をよじっていたら、私の口から耳疑う言葉が出てきました。

 


「あーーーーーー!!私の左腕が取れちゃった!!!」

 


この時はもう叫ぶように号泣していました。

そして、はたと気がつきます。

 


「腕じゃない…翼だ」

 


ここらへんから自動操縦かのように勝手に言葉が出てきて、頭の片隅にちょっぴり残っている理性的な自分がびっくりするようなことをつらつらと口にしています。

 


白くてグレーがかった大きな翼

私の強くて、美しい翼がとれてしまった

私の大事な、自慢の翼が壊死してもげてしまった

 


その後、私は失意のまま衰弱死してしまいました。

 


そのことに関してどう思っているかセラピスト役の方に聞かれたのだが、それには「仕方ない」と答えました。

 


なぜ翼が取れてしまったのかという問いには、「人々は異形の私を恐れて、脅威を感じて、縛り付けた。それに関しては恨んではいない」と。

 


次にセラピスト役の方から、この翼を失わなかったとしたら?と聞かれました。それについては、「飛びたいけど、今はその時ではない。まずは自分の翼を撫でて愛でたい」と答えました。

 


この日のセッションここまで。

 


私にとって「翼」とは一体何なのか、、、

その「翼」を取り戻すことができるのか、、、

 


ヒプノセラピスト養成講座ははじまったばかり

 

 

 

続きはまた次回をお楽しみに☆~(ゝ。∂)

 

 

 

ヒプノセラピー豆知識》

ヒプノセラピーを受けた後、「何か面白い体験したなぁ」で終わらせては勿体ない!!

出来るだけ早いうちに、セッションで感じたイメージを紙に書いてみたり、見えたイメージの象徴的なものを絵に描いたり、その画像を携帯の待ち受け画面にしたりしてみてくださいね!セッションが終わった後でもしばらくの間は潜在意識につながりやすいので、フトしたときに気づきがある場合もありますので、意識をして過ごすといいですよ~^ ^

ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・後編

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

 


前回のブログからヒプノセラピーに関する私の実体験をお伝えしています。今回はヒプノセラピーに出会ったきっかけ・後編です。

 

 

 

前回のブログを読んでいない人はこちら↓を読んでみてください^ ^

piconoglass.hatenablog.com

 

 

 

なかなか辞められなかった会社を辞めて、はれて自由の身になった私ではありますが、ここからがまた新しい苦難のはじまりでした。

 

 

 

 

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退職して時間の自由ができたので、制作活動以外でも今までできなかったことを片っ端からやっていきました。

 


平日の昼間に一人で映画を見たり、

空いてる美術館にいったり、、、

 

図書館やカフェに入り浸り、

一日中読書したり、、、

 

凝った料理をつくったり、

マメに寝具を洗濯したり、、、

 

断捨離&大掃除をして家中ピカピカにしたり、、、

 

フラ教室に通うようになったり、

母と二人で海外旅行に行ったり、、、

 


そういったことの一つに↓の本を読んで、本の内容を実行するということもありました。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

 

(私が持っているのは旧版です)

 


会社員時代に買って少しだけ目を通したのですが、この本で推奨されている「モーニングページ」(毎朝心の声に耳を傾けてノートを書く)を忙しすぎてまったく出来ていませんでした。

 


退職してからは毎朝これをやろうとノートに向かうのですが、それがとても辛かった、、、

 


モーニングページは本の中で「脳の排水」とも言われていて、頭に浮かぶことはたとえネガティブなことでもなんでもノートに書いて良いとしているのに、続けることができませんでした。

 


最初のころは「〇〇をしてみたい」「〇〇に行きたい」とか書けたのだけど、だんだんとそんなことも浮かばなくなってきました。

 


ノートに向かうと頭の中が砂嵐(昔のテレビのやつ)状態で文字にすると「◎△$♪×¥●&%#?!」というような感じで、何を書いたらいいのかわからず、ノートを塗りつぶしたり、ただぐちゃぐちゃに線を描き殴ったり、「わからない」とか「何もしたくない」という言葉だけを何十回も繰り返し書いたり、今思うと大分ヤバイ感じだったと思います。

 


その頃から、作品について考えようとすると頭の中が雑音でいっぱいになり、全く集中できなくなりました。

 


アトリエつきの家も建て、旦那さんに経済活動のほとんどを押し付け、場所も時間も手に入れたのに、あんなに切望していた作品制作ができないなんて、、、

 

 
これも今ならよくわかるのだけど、自尊心がない&罪悪感に囚われている状態でアートの存在意義を誰よりも私が疑っていたから、作品制作とは、「大好きな旦那さんを犠牲にして、価値がないものに身を投じ、世の中にゴミを増やす。」そういう前提なんだもん。そりゃできないよね。

 


どうにか現状を改善したくて検索しまくりました。「集中する方法」とか「頭 雑音」とかとか。検索で引っかかったのは、「瞑想」や「マインドフルネス」。本を読み自己流で試してみたのですが、一向に頭の雑音がなりやみません。

 


あーもう、詰んだな

 


もう思いつく現実的な解決法は全て試してみて、これ以上できることは何もない、底をついた。あとは私の心の問題なんだと思いました。

 


そんな時に「潜在意識」というワードを見つけ、ヒプノセラピーの存在を初めて知りました。

 


後に私の師匠になるNICOさんのブログを読み漁りました。他のヒプノセラピーに関する読みものにも目を通しましたが、NICOさんのブログと、その中で紹介されていたNICOさんが講師をされているヒプノセラピスト養成講座の卒業生たちのブログが断然面白く、夢中になって読みました。

 


本当のことを言うとスピリチュアルな世界は苦手意識がありました。ですが、↑の方たちのブログは私のような苦手意識のある人にも理解しやすく、地に足が着いた現実世界での潜在意識の活かし方がわかり俄然興味が湧きました。

 


直感的に、これは私に必要なものだとピンときて、丁度申し込み期間だった、ヒプノセラピスト養成講座に申し込んだのでした。

 


ちなみにこの時点でヒプノセラピーを一度も受けたことありません( ・∇・)

 


だってね、ヒプノセラピーの体験談とか読むと、その時はできなくなってしまっている作品制作でのイメージの拡げ方とそっくりだったんです!

 
これならば私にもできるかもしれない、、、そしてセルフヒプノができるようになれば、制作活動においても強い味方になってくれるんじゃないかと思ったのです。

 

 

 

初めてのヒプノセラピーを経験し、潜在意識に触れていくことになるその養成講座に申し込んだのは、丁度1年前の今日、2018年8月23日でした。

 

 

 

続きはまた次回☆~(ゝ。∂)

 

 

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ヒプノセラピーに出会ったきっかけ・前編

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

 

前回のブログでヒプノセラピーとは?についてお話ししましたが、これからは私の実体験をお伝えしていこうかと思います。今回はヒプノセラピーに出会ったきっかけについてです。

 


前回のブログを読んでいない人はこちら↓を読んでみてください^ ^

piconoglass.hatenablog.com

 

 

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以前書いたブログ、自己紹介~過去のわたし編~では大学卒業から作品制作を再開するまでの間をまるっと省略していましたが、その間は割とおカタめな事務職の会社員をしていました。

 


大学は周りに山とか川とかしかないところにあり、そこで5年間もこもって作品制作をしていたので、社会性の乏しかった私にとって会社員生活は勉強になることばかりでした。

 


それは、現実的に地に足をつけて生きていくためには必要な勉強だったのですが、これまで自由奔放に生きてきた私には試練の時期でもありました。

 


それまでは周囲の人に恵まれていて私の奔放さは温かく受け入れられてきたので、稀にそんな私にどん引く人がいても全然何とも感じませんでしたし、むしろもっと引かせてやろうかとイタズラ心が芽生えるくらいでした。

 


ですが、仕事はできない、周りに迷惑かけっぱなし、で自尊心はなく、その状況で周囲の多くの人に私の奔放さを冷ややかな目で見られるということを人生で初めて経験し、私は少しずつ自分らしさを失っていきました。

 


いかに目立たずいかに迷惑をかけずいかに無難に仕事をするか

 


この時期は本気でコレ↑を目指していました。

 


子供の頃から「ちゃんとしなさい」と言われることが大嫌いで、誰かにコントロールされることが何より嫌だった私が、自らを「ちゃんとした普通の大人」の仮面をつけることでコントロールしていたのです。

 


そんな仮面が仮面だと自分でもわからなくなってきた頃、仕事量とそれにともなう責任が重くなってきました。

 


残業時間が増え、常に余裕がなく、イライラするようになってきました。しかもそのイライラの矛先はほぼ自分に向いていて、「私が仕事が出来ないからダメなんだ」といつも思っていました(実際、私は全く優秀ではなく、死ぬほどミスして迷惑かけまくってその度に対策を考えて何とかこなしている状態でした)。

 


出社をする際に毎日踏み絵を踏んでいるようだとは思っていたのですが、ある時ふと、その踏み絵は自分の顔だということに気がつきました。毎日毎日何年も踏み続けた顔は目も当てられないくらい醜く変形し、元の顔がわからなくなっていました。

 


「会社を辞めたい」とはずっと思っていたのですが、なかなか決心がつきませんでした。安定していて業績もいい会社で、福利厚生や給与面でも今後これ以上の条件で転職することは不可能だと思っていました。でも一番、決心がつかなかった理由は、大好きな旦那さんに経済活動のほとんどを押し付けることになるのが申し訳なかったからです。同じ会社で働く旦那さん、決してラクな仕事ではないことは私もよくわかっているので、私一人逃げ出すのは運命共同体の旦那さんに対して酷すぎる仕打ちだと。

 


ですが、このまま働き続けた先に明るい未来が待っていると思えず、旦那さんに退職したい旨を申し出ました。私の話を聞いてくれた旦那さんは「そんなに辛いのならば」と言ってくれました。

 


しかし、「辞めます」といってスグに辞められるような仕事の状態ではなかったので、仕事の年次のスケジュールを考えて退職日を決めてから会社に退職の意向を伝えようと思っていました。

 


そんな中、人生初めての人間ドックを受け、癌一歩手前であることがわかりました。

精密検査の結末、このまま放っておくとほぼ必ず癌化するので出来るだけ早く手術した方が良いとのことでした。

 


この時、自分が癌になって苦しんで死ぬかもしれない恐怖より「これで堂々と退職できる」という喜びの方が正直大きかったのです。

 


今思えば、そのくらい私にとって「会社を辞めること」は罪深いことだと思っていたのでしょうね。

 


その後手術は上手くいき、会社には退職を申し出て、半年かけて引き継ぎをして、やっと退職することが出来ましたとさ。

 

 

 

 


ここまでを読むと、「これで時間もできて自由に制作活動に打ち込めるね!」と思いそう(誰より私がそう思ってた)ですが、そうは問屋が卸さないのですねー。

 


ヒプノセラピーに出会うまでもう少し。

 

 

 

続きはまた次回☆~(ゝ。∂)

 

 

 

《補足》

会社員時代は気持ち的には苦しいことが多かったのですが、一緒に働いていた皆さんには、覚えの悪い私に手取り足取り仕事を教えてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。そして現実的なスキルをたくさん身につけられたこと、今になってそれがとても生きています。あの時代に起きたこと、出会った人全てに感謝。

ヒプノセラピーのおはなし

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

 

 

以前のブログで「制作活動でヒプノセラピーを取り入れている」とお伝えしましたが、興味を持ってくださる方が多かったのでここで、ヒプノセラピーについてお話ししたいと思います。

 

 ↓↓↓その時の記事ですよ~

piconoglass.hatenablog.com

 

 

ヒプノセラピーのヒプノとは日本語でいうと「催眠」。つまりは直訳すると「催眠療法」ということになるんですが、


「催眠」って、、、なんか怖そう、怪しそう、って思いません?

 

正直に言いますが、私もその言葉を初めてきいた時には胡散臭さを感じずにはいられませんでした。


ではなぜ、ヒプノセラピスト養成講座に通い、誰かにセッションをするようにまでなったかということについてはまた次回以降にお話しするとして、

 

今回は「ヒプノセラピーとはなんぞや」について書こうと思います。

 

 

 

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ヒプノセラピー」と検索してみるとウィキペディアでは「催眠療法」としてのページが出てきました。

 

 催眠療法(さいみんりょうほう、英語: hypnotherapy)とは、催眠を用いる補完・代替医療の一種である。被暗示性亢進を中心に、催眠現象が持つ様々な生理的・心理的特性を利用し、多様な治療が行われる[1]。心身の回復、同化の促進、緊張の解放、不安感情の低下などが期待され、心理的興奮やストレスが関わる心身症、身体疾患や医学的処置の苦痛など精神科リエゾンの領域でも利用される[1]。自己洞察や行動変容の促進にも用いられる[1]

出典元:催眠療法 - Wikipedia

 

 
難しくてなんのこっちゃ?って感じなので、

師匠から教わったことに私の解釈を交えてご説明しますね。

 


ヒプノセラピーとは、、、

 


呼吸・イメージ・セラピストの誘導で、心と身体を深くリラックスさせ、普段の生活では意識していない「潜在意識」にアクセスすることによって、本当の自分思いや願いに気づいたり、抑え込んでいた気持ちを解放したりすることで、より本来の自分らしく生きられるようになるセラピーです。

 


「顕在意識」と「潜在意識」について

 


人の意識は氷山を例に説明されることが多いです。↓の絵を見ると、海面から出ている部分が「顕在意識」、海中に隠れている部分が「潜在意識」とありますね。このように人の意識の大部分が「潜在意識」で占めていて、それは全体の90%とも95%とも言われています。

f:id:piconoglass:20190813230638j:image


ではそれぞれを簡単に説明しますね。

 
●「顕在意識」→表面意識、普段頭で認識できている意識、論理的な思考、判断力など

●「潜在意識」→無意識、さまざまな記憶、クセ、思い込み、直感、感覚など

 
「潜在意識」について補足すると、未整理の倉庫みたいなところで、普段は思い出されることのない大小様々な記憶や感情が時系列関係なく眠っているイメージです。

 

とつぜんですが、私はヒプノセラピーはダイビングに似ているなぁとも思っていて、ヒプノセラピーでいうところの「催眠状態」は、自分の潜在意識(海の中)に限られた時間内でダイブして、その時に必要なコト・モノだけを見に、あるいは掴みにいって、また顕在意識(海面の上)に、戻ってくる…そんな深層心理へのダイビングといえるんじゃないかなと、、、

 

これはつくりかけの作品で、氷山の海から出てるの部分(顕在意識)。海の中の(潜在意識)の部分をどうつくるかがこの作品のキモです。

f:id:piconoglass:20190820073343j:image


そして、これは私がヒプノセラピーが好きな理由でもあって、ヒプノセラピーって凄いなと思うところの一つなのですが、「腑に落ち感がハンパない」のです。セッションの間はセラピストからの誘導はありますが、自分で感じたイメージを中心に進めていくので、あくまで自分の中のこと。

 
深ーいところでの、自分でも知らなかった自分自身との会話のようなのです。

 

自分の問題や課題、あるいは才能を自分で見つけて、自ら癒し解決し、自分自身を成長、開花させていくそんなセラピーなのです。

 

 


今回はヒプノセラピーについて簡単にご説明しましたが、まだまだアタマの中は???がいっぱいかと思います。

 
次回以降で、実際の私の体験談をブログにしていきたいと思います。

 


お楽しみに☆~(ゝ。∂)

 

 

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ガラスの削り方とハンダづけについて

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

前回は曲線のガラスカットについて説明いたしましたが、今回はそのカットしたガラスを削って整えるところと、皆さんお待ちかねのハンダづけの動画です!

 

前回を読んでいない人は↓を読んでもらえると嬉しいです。

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まずは前回カットした、ここのガラスのカタチを卓上電動ルーターを使って整えます。

 

この動画、私が言うのもなんですが非常に地味です。倍速で見ること推奨いたします。


ガラスを削って形を整える

 

 

そして次はついにハンダづけの動画ですよ〜(^o^)

 

子供の時に図画工作?技術?の授業でやったことがある方も多いと思いますが、ステンドグラスではハンダ付けする意図や面積が全然異なります。見ているのも、作業するのもこのハンダづけが一番面白いと思います。


ハンダづけの動画

 

 

いかがでしたか〜?

面白い!やってみたい!と思った方はお近くのステンドグラス教室を探してみてくださいね^ ^

 

facebookのお友達限定でウチでワークショップも行なっていますので、興味がある方はメッセージを添えて友達申請してくださいね(^_-)

 

 

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【ガラス豆知識】

ハンダづけのハンダとは漢字で書くと「半田」で、主に錫と鉛を主成分にした合金です。アクセサリーなど身につけるものには鉛を含まない「鉛フリー半田」をつかうので安心ですよ^ ^

ガラスカットの仕方(曲線の場合)

 

こんにちは(^O^)

 

ガラス作家の田中加奈子です!

 

前回は直線のガラスカットについて説明いたしましたが、今回は曲線のガラスカットのお話です。

前回を読んでいない人は↓を読んでもらえると嬉しいです。

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今回は曲線のガラスカットの動画をお見せしたいと思うのですが、記憶に新しいこちらの作品のガラスカットです。

f:id:piconoglass:20190801080816j:image

 

 

ちなみにわたくし、

 

ガラスカットは大変苦手です('◇')ゞ

 

しかも今回なかなか手強いカタチなので、かなりてこずりました。強調しますが、この動画はどうやってガラスを切っているかを紹介したくて撮りました。なので、実際に自分でガラスカットをしようと思っている方は参考にしないでくださいねー!!もっと上手な方の動画を見ることを推奨します。

 

それでは、わたしの危なっかしくてハラハラする、曲線のガラスカットをご覧ください^ ^

 

また、頭しか映っていなかったり画面が真っ白になってたり画像が荒かったりと動画としての質はひどいです。長いので倍速をおススメします!

  

 

ガラスカット・大きい曲線 - YouTube

ガラスカット・細かい曲線 - YouTube

 

 

臨場感溢れる動画だったでしょう( ̄∀ ̄)

下手でも作品は作れるのです。

 

 

補足をすると、動画の中でカッターのお尻でガラスをカンカン叩いていましたが、こちらはちゃんとそういう用途で作られていて、叩くことでヒビを入れて割りやすくしています。

 

 

今回は以上でーす。

次回はガラスを削ってカタチを整えるところと、ハンダづけ作業の動画をお送りしたいと思います!

 

お楽しみに〜☆〜(ゝ。∂)

 

 

 

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【ガラス豆知識】

切りたいカタチでガラスカットの難易度が変わりますが、それ以外にも高価なガラスほど繊細につくられていて難しい、、、アンティークガラスだと同じものが手に入らないし、失敗するとしばらく立ち直れません、、、